第一話 はじまり
おれは何がしたいんだろう、
社会人になって、何ヶ月か経ったころ
何かわからないものに押しつぶされそうだった。
何かがわからず、おれにしては珍しく1人で考えこむ毎日。
何かを見つけたくて考え始めてたはずが、
人生なんて、世の中なんて、
「こんなもん、」
気づかない間に自分を苦しめていた。
そんなときに久々にあった友達に言われた
「なんかやばいで、」の一言で
自分がやばくなってたことに気づいた。
それから、友達と会っては昔の熱い話や、深い話、バカな話、わけのわからないくだらない話をしながら飲む日々が続いた。
いろいろごちゃごちゃ考えてた自分が馬鹿らしくなった。
その時、頭がシンプルになったのか、
わからなかったものが何だったのか見えてきた気がした。
言葉にはしづらいのだけど、
「人間は素晴らしいてこと。」
心の許せる家族、仲間、友達、、
といれば心が救われ
心の許せる家族、仲間、友達、、
のためなら頑張れる
なによりも自分自身が素敵な笑顔をしている。
そして、現代の社会はそれを否定するかのように俺らの幸せを邪魔してくる仕組みになっているということ。
社会に出るとほとんどが論理性を大事にする。
確かに大切なことだ。
だが、論理性だけをあんなに重んじてるのに、なぜか最後行きつくのは誰が決めたかもわからない、論理性のまったくないあいまいな事実。
「.社会とはこういうもの」
だった、その矛盾がどうしても理解できなかった。
だから、おれはこのあいまいな事実を変えて、小さな幸せから大きな幸せまでみんなが楽しい、そして可能性に満ちた社会にしたいと思った。
「自分が楽しくなくて、人を楽しませられるわけない」
おれの尊敬する先輩の言葉だけど、
この言葉を昔はただ面白おかしくすると思ってた。
けど、この楽しいていうのはそういうことじゃない。
たくさんきついこともやめたくなることも歯をくいしばってやって、それでもなお自分が楽しいと思えたとき、て意味だと気づいた。
だからこそ、この社会を本気で変えるなら、
おれ自身が誰よりも全力でぶつかり
めちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃ自由で
子供以上に少年になって、
高校球児の10倍以上、青春できる人生にしなくてはならない!
おれはやっと自由への航海の一歩を踏み出す。
日本中の人すべてと友達になって
日本ていう楽しく、青春のできる組織を
作り上げるまで、、、
おれの航海は続く。